こんにちは。北海道札幌市の行政書士、安藤です。

私は本屋さんが好きで、よく立ち寄ります。

最近よく行くのは、イオンに入っている未来屋書店です(買い物ついでに寄ります)。

ある日週刊誌コーナーに行くと『介護のきょうだい格差』という文字が目につきましたので、思わず購入してしまいました。

読んでみると...『いや、これは当事務所のホームページに載っている事例と同じだ(第2弾)』という内容でした。(ちなみに第1弾の記事は→こちらです♪

事例は、長男(この方がメイン)、弟、妹。

昨年、母(86)を亡くしたが、それまで15年間、長男とその妻が同居し、介護を担ってきた(弟と妹は離れて暮らしている)。

以下、週刊朝日からの引用です。

「弟や妹は、年に3回帰省すれば良いほう。それも帰省のたびに、食事にお土産に、親におごってもらって当たり前でした。末っ子の妹に至っては、帰省のたびに交通費と称し毎回、お小遣いまでもらっていた。それが母の年金から出されていたことに気づいていたのだろうか。母の生活費は自分が出していたから、お小遣いを渡せる余裕があったのに......」

引用元:週刊朝日(9月28日号)

この長男は介護をし、さらにお母さんの生活費も援助していたんですね~。それなのにそのお金が妹へ渡ってしまう...確かに、それならその分、長男宅の生活費にあてたいかもしれないですね。

そして母が亡くなり相続が始まると、弟と妹は「法定相続分(=3等分)」の遺産配分を求めてきたとのこと。

長男はもちろん、「自分が母を介護してきたから、弟と妹はこれまで好き勝手に生きてこられたんじゃないか」との思いがあった。しかし、弟と妹からはさらに追い打ちをかけるように、以下の言葉を浴びせられたとのこと。

「お兄ちゃんは、お父さん、お母さんの一番近くにいて、一番いい甘い蜜を吸ってきたんじゃない。これまでいろいろ出してもらってきてるでしょう?」

「介護は本当にありがたいと思っているけど、その分、生活費だって出してもらってたんだろう。15年間の生活費を足したら、相当な金額だよ。」

引用元:週刊朝日(9月28日号)

なんと長男は生活費を援助していたにもかかわらず、逆に『援助を受けていた』と思われていたんですね。切ない話です...

兄弟姉妹といえども、自分の想いを伝えるためにはやはり、“コミュニケーションが必要”なんだと思います。(コミュニケーションの必要性に関しては→こちらの記事をどうぞ♪

上記記事は、『とにかく話し合うこと』を解決策としてあげています。

(「・・・きちんと話し合って進めることが必須なのです」、「・・・腹を割って話し合う。」、「・・・とにかく納得するまで話し合うことが大事だ。」、「・・・きちんと開示し合って話すと良いでしょう」などなど、しつこいくらい『話し合い』を求めています。逆に言えば、これくらい言わないと、「自分は関係ない」という所から抜け出せないのでしょう。)

また上記記事では、「親が特定の子どもを“甘やかす”こと」はやってはいけない、ということも書かれています。

ただ親には親の想いがあるので、『全員の子どもを機械のように平等に扱うこと』は難しいでしょう。

それぞれの子どもに対し、想いが異なっても、それはそれで良いと私は思います。

しかし、イザという時に備え、相続後の遺産の分け方を家族全員で話し合っておく、この必要性はあると思います。

そして「話し合いだけでは不安」という場合は、遺言書を活用することによって、その不安を取り除くことができます。

このブログや当事務所のホームページでもお伝えしていますが、(何も対策をしていない)遺産分割協議は揉めます

こういった兄弟姉妹の争いは今後、超高齢社会においては誰もが遭う可能性がある、と私は考えます。

そしてこれも何度も申し上げておりますが、こうした対策は親が元気なうちでないと難しいです。

なぜなら、(特に認知症など)意思能力に問題がある場合、遺言書を書いても無効になることが大いにありえるからです。

今の時代、『今日の健康が明日も当然にあるとは限らない』、これは大袈裟なことではないと思います(病気に限らず、災害などからもあてはまると思います)。

一歩目を踏み出してみませんか?

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

当事務所へのご相談は→こちらのホームページからどうぞ♪

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