こんにちは。北海道札幌市の行政書士、安藤です。

終活セミナー「親子のコミュニケーションは、なぜ必要か?」の2回目は本日終了致しました。ありがとうございました。

次回はタイトルが変わり、「お一人様、お二人様が知っておきたい老後や相続のこと」の1回目を11月7日(水)14:00~開催します。よろしくお願い致します。(詳細は→こちらをご覧ください♪

前回は、18歳成年応援セミナー『もう騙されない!契約やクーリング・オフをやさしく解説(もし「やばい!」と思っても安心の3文字をお伝えします)』の『1契約をする』の体験版をお伝え致しました。(前回のお話しは→こちらからどうぞ♪

本日は、『2契約を守る』の体験版をお話していこうと思います。

★セミナーのレジュメはこちらからご確認頂けます(pdf)→【体験版】

※本セミナーは「社会への扉 ー12のクイズで学ぶ自立した消費者ー」(消費者庁) (http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_education/public_awareness/teaching_material/material_010/pdf/teaching_material_1_171221_0001.pdf)、(http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_education/public_awareness/teaching_material/material_010/pdf/teaching_material_1_171221_0008.pdf)を加工して作成したものです。

※レジュメのタイトル、内容等は変更する場合がございます。

では、以下からセミナー体験版をスタート致します。

それではレジュメ6ページ目の『2契約を守る 問題』をご覧ください。

レジュメに質問と選択肢が載っております。正しいと思うものを選んでみて頂けますか。

 

よろしいでしょうか...答えは『1.解約できない』になります。レジュメ7ページ目の『2契約を守る ①、④』をご覧ください。

問題文では「店で商品を買った」と書いてあります。つまり本事例では、『契約が成立』しております。

前回、契約は守らなければならない、重いものなんだ、ということをお伝え致しました。

従って契約が守られなかった場合、相手側は裁判に訴えることができ、裁判を通じて強制的に守らせることができます(レジュメ①のところです)。

つまり、一旦成立した契約は欠陥商品だったなどの理由がなければ、勝手にやめることはできないのです。

では、契約が守られない場合の民法のルールを確認してみましょう(レジュメ④のところです)。

例えば買主(客)がネックレスを購入し、代金は3日後に支払うことでお店と合意しました。しかし3日後の支払い期日に、買主が代金を支払わなかったとしましょう。

このネックレスの売買契約では、買主に「代金を支払う」という債務が発生しております。

それなのに代金を支払わなかった...つまり、代金を支払うという債務を履行していないのです。

こうしたことを、『債務不履行』と言います。

※今回のように、期日に履行しないことを“履行遅滞による債務不履行”という言い方をします。債務不履行は他に、“履行不能による債務不履行”、“不完全履行による債務不履行”と3種類あります。(←難しいですねぇ...この辺りはさらっと読み進めて頂いても結構です。要は、『契約は守らなければならない』というところが一番大事ですので。)

さて、買主がこの“履行遅滞による債務不履行”になると、(ⅰ)売主は損害の額に応じて損害賠償請求ができます。また、(ⅱ)売主は「○〇日以内に代金を支払いなさい!」という催告をし、その○○日以内に代金が支払われなかった場合、売買契約を解除することができます。(なお契約が解除された場合でも、売主になお損害があれば、買主に対し損害賠償請求ができます。)

このように契約を守らなかった場合、債務不履行となり、相手から損害賠償請求等をされてしまう可能性があります。

しかし、なにも怯える必要はありません。“品物を購入したら代金を支払う”という、当たり前のことをしておけばよいのです。

ただ中には悪質な事業者もいるので、このセミナーできちんと対策を学んでおきましょう。

 

ところで、皆さまの中には「購入した未開封の商品を、レシートを持参して行ったら返品を受け付けてくれたよ」という方がいらっしゃるかもしれません(レジュメ⑤のところです)。

レシートがあり、商品は未使用状態で、購入してから日数が経っていないという場合であれば、返品を受け付けてくれるお店もあることでしょう。

しかし、これはお店が任意に消費者の求めに応じる“顧客サービスの一環”で行っているものです。

消費者が「不要になった」としても、お店側が返品に応じる義務はありませんので、くれぐれもお店の人を困らせるような無茶な要求はなさらないでくださいね。

『2契約を守る』の体験版はここまでとなります。

いかがでしょうか。体験版を読む前よりも、民法のことが少しでも身近に感じて頂ければ幸いです。

なお『もう騙されない!契約やクーリング・オフをやさしく解説(もし「やばい!」と思っても安心の3文字をお伝えします)』の体験版は今回で終了となります。

※ちなみに本セミナーの以降の内容は、事例3で『契約をやめるー未成年者取消し』を、事例4~12でクーリング・オフができる事例・できない事例をお話し致します。お楽しみに♪

一人でも多くの皆さまとお会いできることを、心より楽しみにしております。

 

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

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